by footpath-kutsuki カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1年ぶりのフットパス みょうござかfootpath 6キロ 10:00~12:15
NPO法人麻生里山センター主催のイベントです。16人が参加。コースは、道の駅「朽木新本陣」~江戸時代の面影のこす「市場集落」~棚田の道~小さな峠道「明護坂」~森林公園「くつきの森」。峠道の部分は去年の台風で倒木がいっぱいありましたが、NPO法人麻生里山センターのボランティアらが事前に整備作業をしてくれました。今回の収穫は、滋賀県の永源寺地区でフットパスなど地域づくりにかかわっている龍谷大学の学生さんらが参加してくれたこと。にぎやかに交流できました。歩いてみての宿題はフットパスマップの改善。もう少し情報が必要かも。道しるべもつけたい。 フットパスマップ 要改善 市場集落 市場在住のスタッフが解説中 棚田の道 市場集落と蛇谷ヶ峰を見ながら 明護坂 台風で倒木被害を受けた 森林公園「くつきの森」 ユリノキ(まん中の木)の花が満開でした #
by footpath-kutsuki
| 2019-06-04 05:58
「2泊3日で熊野古道を歩きたい」
市内の顔見知り4人のグループから相談を受け、以前から行ってみたかった果無集落を通る熊野古道「小辺路」コースの一部を歩いてきました。「高野山も立ち寄りたい」というオファーもあり、スケジュールづくりはけっこう難産でした。 予定のスケジュールはこんな感じです。 1日目は、近江高島(滋賀県)~高野山(和歌山県)~五條(奈良県)~十津川温泉泊(奈良県)。ほぼ電車とバスによる移動日です。高野山では3時間ほど滞在する予定でした。 2日目は、熊野古道「小辺路」の一部、十津川~果無峠~本宮大社の15キロのフットパス。急坂の上り下りがあるちょっときびしいコースです。 3日目は、熊野古道「中辺路」の一部、熊野本宮大社~発心門王子跡の8キロを歩きます。観光協会HPなどに「おすすめ」のコースとして載っている平坦な「楽ちん」コースです。 【1日目】4月1日(水) 雨と涙の高野山 ▽近江高島(5:12)=高野山(12:00)=五條(14:21)=十津川温泉(18:14) ▽宿泊 十津川温泉「湖泉閣吉乃屋」 JR湖西線の近江高島駅は始発の電車。大阪の難波で南海電鉄の高野線に乗り換えればOK、のはずだったのですが、ここで電車をまちがった。同じ時間に発車する和歌山行きの電車に飛び乗ってしまったのです。なんとなくおかしいな、山じゃなくてどんどん町っぽくなってくるな、と思いつつ、間違いを確信したのは終点の和歌山近くでした。 電車を乗り換え再び高野山へ。残り時間はほとんど無くなっていたので、高野山の入り口部分の女人堂まで行って引き返しました。雨は降るし寒いし、ちょっと悔しい高野山でした。歩く道が整備されているようなので、近いうちに再訪したい場所です。 十津川温泉へは五條から新宮行きの長距離路線バス。発車までの時間を利用して五條の旧市街の街並みを見学しました。どっしりした漆喰の建物が好ましい街でした。 五條から4時間ちかくバスにゆられて十津川温泉へ。宿はダム湖のほとりの古い温泉旅館です。鹿肉のローストが出たりして思いがけず素朴でうれしい夕食でした。部屋も清潔だし湯もよかった。しかも「キャンペーン中」とかで、十津川温泉まで行くのにかかるバス代分がまるごとサービスになります、バスの運転手さんに料金の証明をもらっておいて下さい、と五條のバスターミナルで言われたのですが、なんとひとりあたり2600円ほど宿代が少なくて済んだのでした。 【2日目】4月2日(木) ああ果無の道や ▽十津川温泉(8:30)~果無峠登山口(9:00)~果無集落(9:40)~観音堂(11:30)~果無峠(12:25)~八木尾バス停(15:10)=熊野本宮大社(16:30) ▽旅人の宿「蒼空げすとはうす」 雨はすっかりあがって十津川温泉の空は青く晴れ渡り、ダム湖のほとりの満開の桜が熊野古道歩きを祝ってくれているかのようでした。2600円という宿代の割引もあって私たちは心も軽く、小辺路の果無峠越えの道に挑戦したのでした。でも、峠前後の1000メートル近い上りと下りの標高差は思った以上に足への負担となりました。みんな、和歌山県側の八木尾バス停に下り立ったときには程度の差はあれ、もうこれ以上歩くのはいや、という状態でした。本当は、本宮大社へはこのバス停からもうひと山歩かないといけないのですが、私たちは歩くことをあきらめてバスに乗り、長かった熊野古道の1日を終えたのでした。 それでも小辺路のこの道は良い道でした。それは、文字どおり果てしなく連なる熊野の山並みのあいだを縫って走る1本の細い尾根道で、なかなか目的地にたどりつけない「苦難の道」ではありましたが、世界遺産の名に恥じぬようにとの配慮からか路面はよく整えられ、道沿いのスギの人工林は少し手入れされていてあまり陰鬱さを感じずにあるくことができました。和歌山県側では、道沿いにブナやツガの自然林を見ることができました。ウバメガシの林が多いのも、紀州が備長炭の本場だったことを物語っていました。 朝、登山口を上り始めて40分ほどで着いた果無集落は、清潔感ただよう山中のオアシスでした。民俗学者の宮本常一さんの言葉を借りれば、厳しい自然も人の手が加わると、こんなにも優しく、美しくなるのかという見本のような風景でした。今は「世界遺産」という大きな石標が集落はずれにどんと据え付けられていますが、そんな出来事とは無関係に、このあたりの人の暮らしはずっと昔から、もしかすると弘法大師が高野山からの道を開く以前からあったのかもしれません。この尾根道は、そんな人たちの生活の道に起源があるのでしょう。フットパス発祥の地の英国でも「こうした古い時代からの尾根道が現在のフットパスとして受け継がれている」そうで、その意味で小辺路のこの道は、ちょっと山深い場所ではありますが、日本らしいフットパスのひとつと言えるかもしれません。 【3日目】4月3日(金) カントリーサイドの小道 ▽熊野本宮バス停(8:30)=発心門王子跡(9:00)~三軒茶屋跡・小辺路合流点(10:50)~熊野本宮大社(11:40)=紀伊田辺(15:36)=近江高島(20:30) 昨日は、熊野本宮に着いてからが大わらわでした。予定の宿がB&Bだったので、とにかくどこかで夕食を食べようと店を探すのですが、まだ午後4時半だというのに「閉店」の札がかかったところばっかりなのです。どこか開いてないかと土地の人に聞いても「このあたりの店は昔からこんな具合なんです」とつれない返事。外国人ツーリストたちも食堂を探してあたふたしています。それでもなんとか開いている店を見つけて一息ついて、近くの「保健センター」内の1人200円の温泉風呂に入って果無の疲れを癒したのでした。 さて、最終日の今日は、ほんの一部ですが「中辺路」の道を歩きます。田辺の方から中辺路を歩いてきて最後の部分、発心門王子跡というところから熊野本宮大社に至る8キロのコースです。起伏が小さくて歩きやすく、樹林あり里あり畑ありで風景の変化に富んだ良いコースでした。外国の人も何組か歩いていましたが、きっと箱庭のような田園風景に、日本の「カントリーサイド」を感じていたのではないでしょうか。 多くの人が歩くコースとのことで、途中に「茶店」もありました。歩く道に休憩場所があると歩行者は大助かりです。茶店でもカフェでもパブでもいい、質素でいいからそんなものがあると「フットパス」としてのグレードが上がると思いました。この茶店に立ち寄ってコーヒーを飲んでいたら、しきりに話しかけてくる初老の男性がいます。隣に住んでいるといい、茶店で働く2人の女性のうちの1人が「おくさん」とのこと。熊野古道の「語り部」もやっている自慢の奥さんのようだ。 私たちが茶店を出ると、少しついてきてあれこれ話をしてくれます。茶畑とススキが多いね、と言うとススキは刈り取って茶の根元に敷いたり、むかしは穂先を50センチほど切り取って、そのまま束ねてほうきをつくったりしたもんだとか、大いに語ってくれるのでした。なかなか楽しい「語り部」のおじさんでした。 今日の「中辺路」の道は、三軒茶屋跡というところで「小辺路」と合流します。きのう歩くことができなかったコースの一部をたどれることになるわけで、2泊3日の最終日のコースとしてはとても満足いく選択だったと思いました。 本宮大社には11時40分に到着。きのうの夕方には閉まっていたレストランでカレーを食べ、バスに乗って紀伊田辺駅へ。電車で近江の高島の自宅へと戻ったのでした。 (参加/海老沢秀夫・海老沢文代・小林斐子・小林桜・重岡恭子) #
by footpath-kutsuki
| 2015-05-04 16:07
中山道の宿場町を通って彦根へ
琵琶湖1周の7回目、田村駅から彦根駅まで約15キロを歩きました。旧中山道の面影を残す「番場宿」「鳥居本宿」の街並み、残雪の伊吹山、芽吹き始めた小さな草たちが賑やかなあぜ道が印象的なコースでした。 田んぼ道10:02/長浜市田村町 田村駅を9時半に出発。ツクシやオオイヌノフグリが早春の明るい光の下でうれしそうでした。道の向こうには残雪をまとった伊吹山が大きな姿を見せています。春の気配と田んぼと山とあぜ道と―。美しい日本の田園のフットパスです。 畦柿10:23/長浜市田村町 しばらくのあいだ地道が続きました。フットパスの本国イギリスでは、フットパスは基本的には土の道。田村のこのあぜ道は貴重です。道沿いの木は柿の木。田んぼの改良工事が行われるまでは畦にたくさん並んでいました。つるし柿にするため植えた「畦柿」です。 日を撫でる11:00/米原市顔戸(ごうど) 三叉路のまんなかに大きな鳥居。日撫神社(ひなでじんじゃ)とあります。地図をみると社殿は集落東側の山の上。もしかすると、琵琶湖と夕日がよく見える神社なのかもしれません。由緒ある「式内社」です。 アイストップ11:16/米原市箕浦(みのうら) 天野川です。堤防のところに地蔵さんの祠があって、道が直角に曲がっています。上流部にある醒ヶ井の湧き水もこの川に流れ込んでいます。このあたりはゲンジボタルで有名なところとのこと。 中山道11:58/米原市番場 中山道と合流しました。62番目の「番場宿」です。「東山道」時代からの宿場町といいますから、歴史は古代にさかのぼります。 ストリート13:00/米原市番場 長い長い街並みです。さすが番場です。 摺針峠13:40/彦根市中山町 新道の上に細い旧道の坂道があります。登り切ったところが「摺針峠」。琵琶湖が見えます。説明板に「望湖堂跡/江戸時代、磨針峠(すりはりとうげ)に望湖堂という大きな茶屋が設けられていた。峠を行き交う旅人は、ここで絶景を楽しみ『するはり餅』に舌鼓を打った」とあります。日本画家の小倉遊亀の作品「磨針峠」はこの峠に題材をとりました。 63番14:08/彦根市鳥居本町 中山道63番目の「鳥居本宿」。番場宿と同様、雰囲気のある建物が残る街並みが続きます。 人道的トンネル14:40/彦根市佐和山町 歩く人にとってやっかいなのが車道のトンネル。排気ガスで窒息しそうだし、車が危ないしで通り抜けるのを躊躇することがしばしばです。こんな道を「琵琶湖1周フットパス」などと言って歩くのは問題ありなのですが、日本の道は本当に人道的ではないのです。でもここには救いの道がありました。「佐和山自歩道トンネル」。自動車用のトンネルと並行して自転車と歩行者のために設けられたトンネルです。ここを越えると彦根駅。15時に到着しました。 #
by footpath-kutsuki
| 2015-04-08 18:56
当フットパス研究会3人の仕事場「くつきの森」のすぐ近くを「高島トレイル」が通っています。来年(2015年)の「森」のイベントで、その「トレイル」を歩くツアーをやろうということになりました。今日(11月7日)はその下見です。「森」のまんなかを流れる谷沿いの古道を歩き、さらに「トレイル」の尾根を歩いて「森」のちかくでいちばん高い「行者山(580.8メートル」」へ行き、そこから「森」へ下りてくる、という予定コースを歩きました。約10キロ、山の上での昼食を入れて約5時間ちかくのフットパスでした。
09:30くつきの森・やまね館を出発 10:45別荘地(ここから高島トレールへ) 13:20行者山(580.8メートル) 14:20やまね館着 「くつきの森」のやまね館を出発。「森」のまんなかを流れる搦谷(からみだに)沿いの道を上流へ。この道は、「搦谷越(からみだにごえ)」(朽木村志・1974)とか、「自在坊越(じざいぼうごえ)」(朽木村史・2010)と呼ばれる古道です。「自在坊越」という呼び方は、この道が、高島市朽木麻生(くつきあそ)地区の上野集落と、高島市今津町椋川(むくがわ)地区の下自在坊・上自在坊集落をつないでいたからです。 村のはずれの横欠地蔵 やまね館を出てまもなくのところに「横欠地蔵(よこがけじぞう)」があります。樹齢200年とか400年とか言われている杉の老木が目印です。この地蔵さんは、麻生地区の「村のはずれの地蔵さん」でした。ここから先に行くと椋川地区ですよ、ということを示す空間的なサインなのです。麻生地区にはこの他に、同じような意味合いの「村のはずれの地蔵さん」があと2つ、朽木市場地区との境の「芝峠地蔵」、若狭との境を示す木地山集落の「岩越地蔵」がありました(今里悟之・1995)。 明治45年発行の古い地形図を見ると、上下自在坊の集落がきちんと描かれ、道沿いには田んぼが広がっていました。しかし、「自在坊越」の名前の由来となった上下自在坊の集落は1960年代に廃村となり(島上宗子・2012)、いま面影をとどめるのは竹林くらいでしょうか。田んぼもほとんどすべてがスギの植林に変わっています。 古道フットパス 道は人の足が遠ざかると消滅の道をたどる一方です。それでも搦谷越の道は、まだかろうじて痕跡が残っています。フットパス研究会としては、できればこんな古道こそ手を入れて、新たな「フットパス」としてよみがえらせたいものだ、とは思うのですが……。 高島トレイルへ 歩き始めて1時間と少し、道は別荘地に出ました。30年ほど前には牧場があった一角です。たった30年でも時代の流れは残酷です。別荘のなかには売りに出されたり、だれも住まなくなって草木が生え込んだり、あるいは一部が壊れたりしてしまった建物も目立ちます。別荘地のはずれにゲートがあって、家の持ち主でしょうか、車が1台、中へ入って行くところでした。「行者山へ」という小さな道標があり、ここを登っていくと「トレイル」の尾根道です。 下草がない いまは紅葉の盛り。落葉広葉樹の下の道は明るく快適です。コナラ、イタヤカエデ、ウリハダカエデ、コシアブラ、マンサク。色とりどりの真新しい落ち葉を踏みしめて、上り下りの尾根道を3人は歩きました。常緑針葉樹のモミノキが多いのもこのあたりの植生の特徴です。里では見られない常緑のアカガシも点々と生えています。造林公社の、ちょっと薄暗い人工林も目立ちます。 自然林にしても人工林にしても、下草や低木がまったくないのはシカが食べてしまったせいもあるのでしょう。ひと昔まえだったらチマキザサや低木のブッシュで、「トレイル」の尾根道歩きは困難をきわめたかもしれません。シカのおかげで歩きやすいと言えば歩きやすいのですが、やはり森林風景としては異常です。下草が生え、低木があって中くらの木や大きな木が茂る森の姿が、いまでは無い物ねだりの懐かしいものになってしまいました。 行者山 「トレイル」は高さを上げ、やまね館を出て3時間と少し、やっと行者山に到着です。「高島トレイル」と刻まれた立派な道標が立っていました。標高580.8メートル、なだらかなピークで、一帯はいちめんのヒノキ林。見晴らしはありませんでした。 行者山から真南に伸びる尾根の下の方に、集落の4軒ほどが「行者構」をつくって祀る「行者さん」の小さな祠があります。その祠のさらに下には麻生地区の若宮神社があるのですが、この位置関係からすると、古い時代には、行者山自体が神さまとして祀られていたのかもしれません。 アチラ山の下り ここからは、やまね館に向けての下りです。ルートはくつきの森のアチラ谷右岸の尾根。くつきの森で、アチラ山コースと呼んでいる尾根道です。まっすぐ下る一方の道ですが、広葉樹林の紅葉がなかなかいい感じです。足首を痛めないよう、ゆっくりゆっくり下りていきました。 送電鉄塔が出てきました。福井県から大阪方面へ通じる原発の送電線です。いまは電気が止まっているので、あの高圧送電線特有のジージージーという音がなく静かです。保安のために周囲が伐開されているので見晴らしもききます。麻生地区の田んぼや集落があり、朽木駒ヶ岳や百里が岳方面の山々、蛇谷や比良山系の山々が見えました。 行者山から約1時間、今朝歩いたくつきの森の「搦谷越(からみだにごえ)」に下り立ちました。歩いた、という実感はじゅうぶん得られる健脚向きのコースでした。 #
by footpath-kutsuki
| 2014-11-10 14:00
長浜を通過
琵琶湖1周の6回目。虎姫から田村まで約8・3キロ、ちょっと軽めのフットパスでした。前回が6月9日でしたから、2カ月ぶりです。というのも、7月と8月は3人の仕事場「くつきの森」が夏休みの繁忙期だったからです。ほぼ「北国街道」のルートを南下し、湖東いちばんの町、長浜を通過しました。 北国街道へ09:47/長浜市唐国町 虎姫駅から、今は合併で長浜市の一部になった唐国集落へ。「右 木之本道」「左 元三大師近道」「直ぐ 京 いせ…」という道しるべのところを左る北国街道です。 姉川10:12/長浜市柿の木町 姉川にシラサギが群れていました。琵琶湖が近いので、アユが上がってきているんでしょうか? 北国街道10:31/長浜市曽根町 北国街道がまっすぐ南に伸びています。曽根(そね)という地名は、「石根(いそね)の略」で「石まじりの痩地」(広辞苑)の意味だと言うが、立派な家並みを見るとじっさいは豊かな町のようです。 国道8号をななめに10:51/長浜市森町 北国街道は、森集落のところで国道8号をななめに横切っています。 まもなく長浜市街11:25/長浜市 「これより南、長浜領」の道標。小さな流れを渡ると長浜市街です。 市街地再生11:57/長浜市 取り壊されそうになった旧第百三十銀行が「黒壁ガラス館」として蘇らされてから四半世紀、旧長浜市街は以前に増してにぎやかになったようです。かわいくておしゃれな小物を並べた雑貨屋さんなど新しい店も加わって、黒壁スクエアは楽しいフットパスエリアでした。少し時間をかけて歩いてみました。 大仏さん13:43/長浜市下坂浜町 旧市街を離れて北国街道は湖岸近くを南下しています。大仏がそびえ立つお寺がありました。 皀莢(さいかち)13:48/長浜市下坂浜町 保存樹のサイカチの木がありました。長生きする樹木です。「昔、下坂浜から南の方、田村までの湖岸には『さいかち』の木が数多く生えていました。そのため、このあたり一帯の湖岸を『さいかち浜』というようになりました。その名残りが、はずれに一本残ったこの老木です」(下坂浜町自治会・長浜市住みよい緑のまちづくりの会) さいかちの浜13:53/長浜市高橋町 「さいかちの浜」沿いを歩いてみました。残念ながらサイカチの面影はありませんでした。 田村駅14:15/長浜市田村町 今日はここまでです。次回は米原方面へ向かいます。 #
by footpath-kutsuki
| 2014-09-19 21:46
|
ファン申請 |
||